現代のポップスはほとんど商業音楽だけど、リスナーの音楽との向き合い方はパーソナルなものだと思っている。一般的にはマスプロダクトなら安くて良いものが売れるはずだが、音楽って必ずしもそうじゃなくて、リスナーの思い入れが音楽の価値を左右する。
GGは自分にとっては天才だが、ファン以外からしたらそうではないだろう。よってこの映画の見どころも、GGのファンかどうかで変わるのかもしれない。
この映画はタイトル通り彼の家族、特に兄のマールの最近の活動がメインとなっている。それも興味深いものではあったが、自分はもっとGGのパフォーマンスを見たかったかな。