六四二

王国(あるいはその家について)の六四二のレビュー・感想・評価

3.3
非常な戸惑いを持って一応は最後まで集中して見た。これは、役者の仕事がどんなものであるか、映画を見る観衆に教えてくれる教材だ。比喩ではなく文字どうりの意味でそうだ。
ちゃんとそれをやる為にちゃんとした繊細なシナリオが必要であり、ちゃんとした俳優が必要だった。作家の目論見は成功しているが、スター俳優が出るわけでなく、職業として映画演劇に携わるのでもない人に届けるのは難しかろう。
六四二

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