幼少期15分間だけ行方不明になった娘は、PTSDを負い言葉を失っていた
大人になった彼女は、当時を振り返り、園地のミラーハウスでもう1人の自分に会ったことが原因だと話す
いつしかもう1人の自分が再び目の前に現れて、恐ろしい事が起きると怯えていたその夜、家の外に真っ赤な服を着た4人組が手を繋いでこちらを見ていることに気がつく...
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自分にそっくりな“なにか“が自分を殺して生活を乗っ取りにきたのか...?!と思ったけど
もうちょっと複雑だった
あらゆる映画のオマージュがあちこちに散りばめられているのと
アメリカで実際に行われた「ハンズ・アクロス・アメリカ」という貧困問題を解決しようというチャリティーイベントが盛大に取り入れられている
映画内のあらゆるご都合主義演出は、ストーリーよりも貧困問題を伝えるために力を注いでいるんだなーと感じた
以下ネタバレ
ホラーを単純に楽しみたかったので
政治的なメッセージが強すぎる内容と
それを叶えるための現実離れした演出にがっかりしてしまった
あれだけの赤い服と統率はどうやって成されたのか?
地下で放置されたクローンたちがうさぎ肉だけで生き延びられるわけもないし
同じ動きをしてしまう、といいつつ地上でオリジナルの動きを影のように真似したのは長男だけ
結末は好きだった
結局オリジナルが地下に追いやられて
同じ遺伝子を持っていても環境(貧富)によって随分違う人生を送る
最初家に乗り込んできたとき「クリスマスは硬くて冷たいおもちゃ」「お腹が空いたらうさぎ肉」お前はいいよなー!って怒ってるの
関係ないやんwて思ったけど本来幸せな家庭は地下に追いやられたオリジナルが享受するものだったから怒るのは当たり前だなーと
地上で生きたクローン側がそれのことをすっかり忘れて被害者面してるのも本気やとしても恐かった
自分に都合の良いように記憶を改変しちゃう人間の脳〜!