NEMO

アスのNEMOのレビュー・感想・評価

アス(2019年製作の映画)
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音楽はGet outから続投でMichael Abels
スピルバーグに「オレとJohn Williamsみたいな関係値を作れ!」みたいにアドバイスされてたらしいけど、今回は更にスコアと脚本ががっつり血肉化された印象。
流行りのブルガリアンとゴスペルmixの離れ業がグロいアメリカを体現しており、大変エピック。
オケもしっかりしてるからゴシックホラーの記号も感じられたり、贅沢なシャンデリアと下水道の湿ったドローンがしっかりと手を握り合って終始グイグイ引っ張ってってくれる。

気になったのはシンボルとしてのアブラハムって、盲信の民?子を愛さない父?
彼にはフランケンシュタインしか感じれなかったが…
最終的に、ドッペルゲンガー同士で支え合えば、世界のエコシステムは保たれるというラディカルな主張を受け取った。
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