襲ってくる私たちとは何者なのか？
焼けた顔
下りしかないエスカレーター
赤いフリスビーが落ちたタオル
散りばめられた数々のメッセージがアメリカの闇を炙り出す。
ただのホラーではなく
貧富の差や、人種差別の根深さを鋭く描いた社会派スリラー。
ルピタ・ニョンゴの演技が圧巻！
1986年に行われた「ハンズアクロスアメリカ」について知っているとより楽しめそうだと思いました。
飢餓や貧困、ホームレスへの支援が目的で行われた慈善活動で、参加者が10ドル払って東海岸と西海岸を手を繋いで世界を結ぼうというもの。
寄付金は集まったものの現状何か変わったのか？という監督の問いが聞こえてくるよう…。
ポスターと予告の雰囲気に反して、怖いシーンはそこまで無く、考えさせられる内容でした。ビクッとするホラーが苦手な人でも見れそう！(個人的にはITの前半の方が怖かった…)
