アラシサン弐

家族ゲームのアラシサン弐のレビュー・感想・評価

家族ゲーム(1983年製作の映画)
3.8
オフビートだなぁ‥。
ずっとシュールなんだけれどその中で、どこの一般家庭もが抱えていそうな思惑の錯綜を皮肉っているんだろうな。
子供の意見を聞かずに進路を勝手に決めちゃうお父さん、その方針に抗えないお母さん、反抗期の息子。
それら全部を、松田優作の全開なアウトローがぶち壊すカタルシス。

ラストにどことなく不穏な空気が漂ってるのは学歴至上主義への警鐘か。
アラシサン弐

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