地元で行われた「スポーツ映画祭」の中で上映された1本。
まだ世界的に男性優位の考え方が根強かった1969年、フランスに初の女子サッカーチームが出来るまでの物語。
…という説明をすると、
「男女差別と闘う先駆者たちの汗と涙」を想像してしまいますが、
今作はそういった重苦しさを感じさせないコメディタッチの演出と心地良いテンポ感で、
女子サッカーの強豪国であるフランスにもそんな時代があったんだね…と楽しく興味深く観賞することができました。
どんな競技であっても「女子」のカテゴリが出来るまでには多くの困難があったはずで、そこを掘り下げて描くのか or それは「ありき」で観せるのか…
観る側の好みが分かれそうではあります。
個人的には
前者も後者も嫌いではないのですが…
恋愛エッセンスはもう少し薄目でも良い気がしました。
モデルがあってのストーリーだから、仕方ないんでしょうけどね。