このレビューはネタバレを含みます
不眠症に悩まされる青年レミ。彼は「永遠の眠り」を求めてジュディットホテルにやって来る。眠るための "道具" を選び、入浴し、食事を取り、睡眠薬を飲み…命を奪われるという流れだが、レミは薬にアレルギーがあると睡眠薬を飲むことを拒否する。
「射殺なら薬がなくても大丈夫」とスタッフの女性に言われるも焦るレミはパニックに陥る。騒ぎ疲れたことで皮肉にも眠りにつくことが出来たレミは射殺される寸前で命乞いをする。
不眠から開放されたレミは笑顔でジュディットホテルを後にする。しかし、ホテルの外で待っていたのはジュディットホテルでの時間を共に過ごした男性と女性だった…。そう、レミは「永遠の眠り」についてしまったのだ。
ハッピーエンドかと思いきや…の最後がゾッとする。15分程で起承転結をキチンとつけていて凄い。ホテルスタッフの女性たちのコスチュームがお洒落。