⭐️⭐️⭐️
とても楽しめた！
平成ジェネレーションから続く恒例のライダー正月映画
作風としてはmovie大戦に戻った感だが、二作品連作ではなく完全に一本の映画
ライダー映画なのに可もなく不可もなく無難な作り
ストーリーとしては完全にゼロワン或人と彼の父の話で、ジオウ組は尺は長く出ているものの完全に脇役
設定にあれこれかなり無理があり多少ストレスにはなるが、話自体はゼロワン父子の話に絞っているので展開が散漫とすることなくドラマとしては楽しめる
平成ジェネレーションシリーズ恒例のサプライズゲストも無くなったのは今後のためにも良い選択かと
各キャラごとの見せ場も変身シーンも多分にあり、アクションも上質で客の観たいものをちゃんと理解している
ただ話題のCGボスキャラは相変わらずCGのクオリティも最悪でドラマ的にも不要
ライダー映画としては映画限定フォームや最強フォームに頼ることなく、オリジナルへの変身をドラマのカタルシスに持ってくる構成は見事
ジオウファンには正直物足りないかもしれないが、バランスの良い映画としては申し分ない作りになっていると思う
