以前は3つの人格があったらしい多重人格のジョナサンに対してナリマン博士は一体何をしたいのか?
治療? 実験? 自分の開発した多重人格の共存装置の経過観察?
アンセル・エルゴートハムが2つの人格を上手く演じ分けていて、そのおかげで最後まで見たが。
博士の意図が不明のままのため、アイデアは面白かったが、テーマも主人公のゴールも見えない全体がぼやけた印象の作品。
そもそも、博士は子供の頃からジョナサンの治療をしていて、ルールを決めている。
しかし、成人したら恋愛問題が起こるのは自明の理。
そんなことも読めない心理学者って……など見終わってますますモヤモヤ感大……。