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ジョナサン ふたつの顔の男のodyssのレビュー・感想・評価

2.5
【ジキルとハイド】

DVDにて。
 
一つの身体に二つの人格が宿っている青年のお話。
日中の人格(ジョナサン)と夜の人格(ジョン)がそれぞれ別々。
相互の連絡はビデオで。
お互い、恋人は作らないという約束。
ところが夜の人格が約束を破って女の子と関係を・・・

一種の「ジキルとハイド」ものかと。
昼の人格は品行方正、夜の人格は奔放。
なので、相互の折り合いがどうも・・・という設定ですが、まあ一人の人間の二面性とも受け取れる。
昼は世の中に合わせて無難に振る舞っているけど、夜になると別の面が・・・というふうな話ですから。
女でも言うじゃないですか、昼は淑女、夜は娼婦って(笑)。

ただし、そういう設定で波瀾万丈の物語が展開されるのかと期待したけれど、案外大人しい。
脚本家、もっといいのを雇わないとダメだよね。
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