サミー

ジョナサン ふたつの顔の男のサミーのレビュー・感想・評価

2.9
公開時に鑑賞。
いまさらなので以下よりも多くのレビューは書かないと思います。


水曜日が消えた を見た時に類似点を感じましたのでのタイミングでレビューを書きます。

私は感情移入をしてしまい、なかなか良い時間を過ごしました。

「作り」
凹凸がないのでエンターテインメント性を求める方にはつまらないかもしれません。


「感想」
マクロファージだったかな?
この細胞はあってもいつかは消えてしまったり人体自体が死んでしまうのでなくなってしまったり。
つまりは普通は人体の寿命よりも短い限られた時間の中でこの細胞を生きるわけですね。

どうやってもやがては自分が消えていく運命にある主人公を描いています。
それが悲しくて切ないです。
自分は誰かの代用品にしか過ぎないのではないだろうか?やはりそうなのだな、と感じました。
これって耐えられますか?

もちろんこれは私が感じたことであり万人の方が同じように感じるとはかぎりません。
サミー

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