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ロード・オブ・カオスのlamf666のレビュー・感想・評価

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)
3.9
どうせ興味本位でブラックメタルを題材にした雰囲気お洒落映画なのかと勝手に想像したら、皮肉たっぷりな痛快青春映画だった!

それもそのはず、監督は元バソリーのメンバーで、当時からシーンの近いところにいたみたい。

その後映像作家として大出世、大人になって振り返るとあの頃は…って青臭く見える点が多々あるんだろうね。

こりゃあモデルになったバンドや遺族は複雑な気持ちで映画化には否定するでしょうな…

でもラストの一言は響きました。


これ、ヴァーグの視点にしたら、
ダサい音楽を聴いてるルックスもイケてないポーザーと見下されてる青年が音楽の才能があり、狂気に取り憑かれて暴走していく破滅の物語としても観れるかもしれない。
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