無計画で無遠慮で無秩序で無軌道な若者がバカをするお話
私が森と山に囲まれた田舎を嫌悪していることは今までに何度か言ってきたとおりですが、その理由のひとつがこの作品にあるように「セックス」と「犯罪」以外に娯楽がないからです
8人の仲良し男女が集団セックスにふけるのは好きにしたらいい話ですし、すごくかわいい子もいればすごいスタイルがいい子もいるあたり製作陣の本気度がうかがえるものの、集団セックス以外にやっている犯罪行為が地に足のついたものばかりなのでタチが悪いのなんの
そして仲間のひとりが氷でつくられたディルドーを性器に挿入し、あまりの冷たさにビックリして岩に頭を打ち付けて亡くなるなどというダーウィン賞をも狙えそうな死に方をしたあたりから物語は風雲急を告げ、それぞれの懺悔という名の言い訳を聞かされるにいたっては好きにしてくれという感想しか出てきません
しかしですよ、生きた犬を線路にくくりつけて死ぬ様を観察しようなどという発想をもつ若者が生きていくのは、水や酸素、その他ありとあらゆる資源のムダ遣いとしかいいようがありませんので速やかに駆除したほうがよろしいかと思います
ぼかしこそデカいもののセックス以外見どころがないかな
