このレビューはネタバレを含みます
オリジナル版未視聴。
うつ状態なのでなにか打破出来たらなと思って観たけど、そこに関しては何も。
非常に良かった点はなんと言ってもムロツヨシさん。高田というキャラ自体良いがムロツヨシさんが演じることによって更に良くなるという相乗効果。素晴らしい。
世の中ついていい嘘とダメな嘘があると思うのだが、映画とはいえ、子供にその嘘をつかせたとしても、それはなんというか(本人が知らぬが仏ではあるのだが)やはり気持ちの良い嘘ではないよね。それがオリジナル版にあるかは知らないのだが、私の中で作り物でもそれはやって欲しくないことだったので、それについては許せません…。
総括して言えることは死んだら金も天国(? 地獄？)に持ち出せないし、やったこともいずれは他人のものになる、何をしても虚しいよね、という予め思っていたことが「やっぱり」と顔を出した結果となりました。
現実は家族問題なんか上手くいかないので、そういうハートウォーミングにされるとシラケます。
家族とはなにか、演技とは何かをちょっとだけ考えさせられた気はしました。
(うつ状態だと支離滅裂ですね)
