ま

ボーダー 二つの世界のまのレビュー・感想・評価

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)
3.2
スウェーデン映画ってあんまり聞いたことがありませんでした。
ストーリーも映像もハッキリ言って気持ち悪いしなんか怖い…
だけど凄くインパクトのある作品ではありました。

主人公の中年女性ティーナは税関職員。麻薬探知犬のごとく強力な嗅覚で違法な物が持ち込まれないかを見破る才能の持ち主。
口を半開きでヒクヒクさせる姿がいきなり凄い顔面インパクト。

彼女の家には居候するいかにも駄目そうな恋人がいるのだが、ある日仕事先で出会った別の怪しい男のことが気になり彼も家に居候させてしまう。
そこから奇妙な事が起こり始めるという話。
静かでどこか不穏な雰囲気なんだけど、中盤以降のたたみかけが凄い。

ティーナと怪しい男が〇EXするんだけどこういう言い方は大変失礼ですがめちゃくちゃ絵面が汚いです。獣同士が戯れてる感じで、行為の後今度は二人で楽しそうに森の中を全裸で叫びながら疾走。

美男美女がやったら絵になるシーンなんだろうけど怪しいオジサンとオバサンがお腹の肉タプタプさせ全裸で走る姿がシュールで笑えました。

後半も静かだけど怒涛の展開。現実離れしてるところもあるけどとにかく絵面のインパクト(気味の悪い映像)が凄いので印象に残った。

ティーナを演じる女優さんは特殊メイクだった模様。
(気になって検索しちゃいました。見終わった後検索する人多いと思う)
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