まあとにかく主人公の半身半獣なビジュアルがインパクトありすぎ。
税関で働いてるティーナが人の感情を嗅ぎ分ける特殊能力を持ってて、あるとき自分に似た存在のヴォーレに出会うことで自己の存在の謎を知っていくファンタジーサスペンス。
ティーナはたぶんマイノリティの象徴で、マジョリティにどう関わって生きていくかをヴオーレと対比させることで描いてるんだね。
思ったほどグロテスクなシーンはなく、画面がずっと暗くてかなり地味な印象。
希望につながるようなラストは良かった。
醜い存在を題材にしてるのが「シェイプ・オブ・ウォーター」に通ずると思った。