このレビューはネタバレを含みます
強烈なシーンが沢山あって、3時間位観たように感じた。
虫を食べるなんて気持ち悪いという感覚は人間の持つもの。ミミズが塩辛っぽく、幼虫も新鮮な食料に見えちゃった。あれ、人間でも昆虫食する人いるな。
ティーナが森というか大地に抱かれているというか動植物と共に生きている姿は醜いのに美しく見える。素っ裸になるからびっくりしたが。空気おいしそう。
同類に出会い、本能爆発すると共食いするのか!くらいに獣で衝撃的だった。この映画が自分が若くない今でよかった…
誰も傷つけたくないティーナの気持ち、人間との共存を選ぶことがティーナの生きる道。もう誰かと分かり合えたり喜び合うことはないのかもしれない。唯一の子供とそれができる未来がありそうだが、苦しみもあるだろう。
フィンランドの共同生活している仲間の様子も見たくなった。