マロンミルク

よこがおのマロンミルクのネタバレレビュー・内容・結末

よこがお(2019年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

この作品は、みんな〰️オススメだよ〰️って宣伝するより、なんかイケないものを観てしまった。でもメチャクチャおもろいから、秘密にして内緒にしとこうかなぁっていう感じになりました(^ω^)
意味がちょっと違うけど、劇中にも
そういう感じのシーンもあり(^ω^)

最近ずっとこの作品が気になりモヤモヤ
鑑賞後もモヤモヤ(良い意味で)
今、暗い部屋で一人
隅で体育座りしながら、この作品の内容を、もう一度咀嚼しております‥

あらすじ的なことは割愛して
先ずは主役の筒井真理子さん、市川実日子さん(えっ⁉️今年41歳!作品内の設定では30歳だとか)池松壮亮さん
皆さん、素晴らしい顔の表情でした。ラストの筒井真理子さんの
サイドミラーに映る顔は凄い❗
私も助手席に乗り、役者魂近くで堪能したかった‼️

筒井真理子さん
献身的な訪問介護士の市子。仕事ぶり、人柄などで職場はもちろん、市川実日子さん演ずる基子の家族からも厚く信頼されており
基子からは恋心まで‥
そんな基子の妹の失踪事件から全てが狂い出し、基子のねじ曲げられた嘘、裏切り‥復讐を決意‥
全ての表情の切り替え、感情の切り替えが凄い‼️マンションのインターホンに出る時は、一瞬で女豹のように(^ω^)
池松壮亮のマンションを覗き見しながらの犬の泣き真似。あの感情わかりますf(^_^;。

市川実日子さんはやはり良いですね〰️(^ω^)ジャージ、ヨレヨレシャツ、汚部屋。でも外へ出る時の服装、池松壮亮の部屋で一瞬映るスカートが
またこの役どころを考えさせられました。主役の市子が、加害者の親族と被害者の母親に伝えようとしたときに、会えなくなるからダメ、言ったらダメのシーンとか好きです。
名前も市子に基子というのも、なんか素朴感、リアリティーあり馴染みます。

あのサイのおちんちんの話から、甥っ子のおちんちんの話は、性というより
生の話に感じられました‥結果その話が仇になり‥
九の真実、一の冗談、嘘が
一の真実、九の嘘、噂話になり
マスコミはクソやなあ〰️と(^ω^)
どことなく、今話題の芸人闇営業問題を感じました。確かに芸人も悪いけど、それより
お金を騙し取る奴等が先ずアカンやろと‥すみません、話がそれましたf(^_^;
(松本家の休日 宮迫の代わりに出たお父ちゃんならぬ、ほとうちゃんの回の蛍原笑えました(^ω^))

全体的に
不穏、澱んだ空気、息苦しい
感じの作品でしたが
あのあらすじが小説の帯に書かれていたら、必ず手に取るタイプの話なので
私は好きです‼️時系列も逆に
心理描写がよくあらわれている気がしました。年代によって、主役の市子の髪の色、肌の感じとかが使い分けられていました。

犬の泣き真似(犬の真似リアル〰️)
洗車機
インターホン
クラクション
日常そこら中にあるものでの恐怖感
心情表現‥

ラスト、車が動いた時は‥
復讐のためにしたことも、意味がなく
笑ってしまう市子。
加害者、自分の運命、全て受け入れ
認め、生きていくことにした市子‥

個人的には、凄く好きなテイストの作品で、ずっと楽しめましたが、マスコミの報道シーンは普通過ぎてちょい興醒めf(^_^;。あそこもう少し凝っても良さげもああなりますよね〰️(^ω^)
マロンミルク

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