とりてん

白昼の誘拐劇のとりてんのネタバレレビュー・内容・結末

白昼の誘拐劇(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

被害にあった人たちが当時のことを語っていくなんてあまりに酷じゃないか?って思ったけど、これまで罪悪感に苛まれながらもとことん現実と向き合ってきて話せるまでになったと思うと言葉が出ない。家族ぐるみで仲が良くて、両親ともにつけ込まれているからこそ
娘1人にだけ熱を入れてるのを認識しながら、警察になかなか連絡しない、できない信じたくないって心理を理解出来てしまってその惨さで胸糞悪くなった。そんな両親を恨むのをやめて「間違いは犯したわ。でも2人は素朴で無防備な人たちよ。誰かが感情や心を操り、間違いが起きた」って言えてしまう被害女性のすごさよ。強いとかいうとそれが模範的なように思えるから言わないけど、すごいよ。
Bの過去の少女レイプ事件、刑期1年って言ってるの驚いた。時代なだけで今は変わってるのかな?性犯罪を軽視し過ぎでは?

日本で起きたら、21世紀なのに
掲示板じゃ洗脳されていた少女の言動から「真実の愛」「純愛じゃん」「ただの交際」とか言うんだろうな。13歳と40歳なのに。埼玉の誘拐事件の犯人や幸色のワンルームを擁護していたツイッタラーやまとめサイトの書き込みが何故か頭をよぎってムカムカしてしまった。
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