このレビューはネタバレを含みます
Amazonで見放題になってたので早速✨
ラブドールを作る会社に勤めるっていう、普段あまり表に出ないであろう設定がインパクト大。
そして岸辺露伴と山ちゃん…じゃない、高橋一生と蒼井優の透明感とか柔らかい雰囲気が素敵。美男美女だなー。
なので作品全体が綺麗で、変な後ろ暗さとかいやらしさをほぼ感じなかった。
よくある「男女や夫婦の在り方」的ストーリーと、ラブドールっていう異質な題材のバランスがわりと秀逸な作品。
脇役のきたろう、渡辺えり、それからピエールさんもね、みんなハマり役すぎ。いい味出しすぎ。
仕事で頭がいっぱいになり、家で妻が色々してくれるのが当たり前になってしまったり、遠慮して、言うべき大切なことまで飲み込んでしまったり。
すれ違っていく典型のようなものを見たと思った。
2人の気持ちはどちらも分かるけどね。
本当はああなる前に気付いてほしかったけど…その分、終盤の再び幸せな場面はかけがえない。モフモフのゆう子ちゃん、めちゃめちゃ可愛い。
あとこの作品の良いとこは、思わずめっちゃ笑えるシーンと、本気で泣けるシーンが両方混在するところ。
あのドールを前に号泣する高橋一生はホントにすごい。一緒に泣いた。
最後の海のシーン、いいね。奥さんに対しての思いを語るセリフよ(*'・'*)
それから盛り上がる中学生たちよ(๑˃̵ᴗ˂̵)
あの平和な逮捕シーン、ピエールさんに手錠はね。何とも言えない気持ちになった(^_^;)
それほど期待値が高くなかった分、思った以上に印象深い映画だった。
ゲオ、久しぶりに行って良かったよ。