ミュージカル映画だと、物語や登場人物の感情の盛り上がったところで楽曲になるというものもありますが、これは終始歌って踊ってる印象です。
画面や行ってることはインド映画に通じるものがありますが、こちらは「ショー」に振り切ってる感じ。
ヒップホップ的な楽曲も多く全編通じて「リズム」が効いてます。このリズムの心地よさが、古典的なミュージカルのイメージとインザハイツを別のものにしてます。
めちゃくちゃカッコいいです。
ストーリーや歌詞も、移民の町の陽気さと被差別の苦しみ、諦観、それでも前を向くエネルギーをうまく組み入れた、素晴らしいものでした。
ブロードウェイとハリウッドの本気を見ました。
おすすめです。