ゆず

イン・ザ・ハイツのゆずのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
4.1
ニューヨークの片隅、移民の街ワシントン・ハイツが舞台のラテン系ミュージカル。とっても元気が出るミュージカル映画。
冒頭から「終わらない請求書の山」とか歌っており、移民の苦境が垣間見える。宝くじの高額当選が出たぞー、で街中が歌い出すし(笑)なんかそういうオープンな街♪
そんな中で、主人公たち若者4人の夢と希望が描かれる。バネッサが登場するたびにまずHOTな衣装に目がいってしまう。対する主人公のウスナビは、まあ冴えない(笑)ラテン美女と、どこか情けなさ漂う男の恋愛模様も良かった。
あと街のみんなの"ママ"ことアブエラばあちゃんが個人的に忘れられない。何十年も毎日同じ仕事を繰り返してきた年配者の歌に、なんか圧倒されたというか。"忍耐と信仰"それを心の拠り所にして生き抜いた人間には、やはり"アラバンサ"しかない。
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