さーたん

イン・ザ・ハイツのさーたんのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)
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貧困や差別に夢を阻まれる移民の若者たちが歌やダンスで希望を見出していくミュージカル映画。軽快なラテンミュージックやしっとり聴かせる良質バラードが、鮮やかな衣装の色彩やしなやかにシンクロする振付で視覚的にも豊かに彩られる。主人公やいとこ、友達らが主に繰り広げるラップパートが字幕を追っていては韻律が十分に楽しめず自分の英語力を残念に思う。ヒロインたち2人の美しい歌声が響くバラードはもちろんのこと、脇を固める美容室の「お嬢さん(セニョリータ)」、かき氷売りのおっちゃん、ハイツ中のみんなのママ・アブエラの素晴らしい歌声がより歌劇を魅力的に引き立てていた。
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