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僕に、会いたかった(2019年製作の映画)
3.0

TAKAHIROさんとは名前が似ているので鑑賞!(о´∀`о)ノ
私、
20代の頃、漁師町に住んでいました。
離島ではないけど、古くからの漁師町は実に閉鎖的部落でしてね、
よそ者ってのをなかなかに受け付けない。
私も引越し当初はそうでした。
話しかけても流され、
かなりの孤独感を味わいました。
ところがそこでへこたれず、例えば、あそこの家で不幸があったと聞けば
徹底的にお手伝いしたり、
街の行事に積極的に参加したりし続けると、
こういった閉鎖的な場所の人々から信頼を受けた途端に
家族のような扱いになっていきます。
例えば
離島でのホームステイの受け入れが行政とかの発案で、指示されてのことであっても、
一度受け入れられたとしたらもう、
その時から家族になるんでしょうね。

私の場合は家族というか、アイドルのようでした。
小さな商店街を歩けば、アチコチの店から「ちょっと寄っていけ!」
と声がかかり、
色んなモノを貰えてね、
食堂では刺身定食を貰ったり、
ちょっと往復するだけでお腹一杯です。ヽ( ´¬`)ノ
漁師からはバカデカい釣りたてのイナダ貰ったりして、
自分でサバけなくとも安心。
食堂へ持っていけばサクッと刺身にしてくれます。
随分とご馳走になりましたね。
八百屋の大将はケチだったなぁ’`,、(’∀`) ’`,、
借金だらけだったらしいからな。┐('~`;)┌

TAKAHIROさん、
そんな私が暮らしてた漁師町に確かに居た、漁師を見事に演じていました。
あまり寡黙な漁師を私は知りませんが、
TAKAHIROさんらしい、良い役どころだったと思う。
若き頃を過ごした街を思い出した、かなりの良作だった。






2019.5.15    TOHOシネマズ上大岡