ジョエル・キナマンが熱演だった。とにかく愛する家族の為に自分を犠牲にする姿は切なくなってくる。前半は、誰が敵で見方なのかが分からないし、どう転ぶか分からないのでヒリヒリした緊張感が続く。刑務所に戻ったあたりからグッと面白くなり緊迫感がたまらない。見方がいなくなった時の絶望感はさらに辛かったな。ラストも一応希望は見えるが、続編があるのかな？って感じ。その後の展開か見たかった気もする。くりくりのアナ・デ・アルマスは可愛らしかったなあ～。個人的にはロザムンド・パイクとクライブ・オーウェンがもう少し活かされてもよかったかな？と思った。ただ、主演のジョエル・キナマンに俳優としての華やかさが足りないかな？鑑賞後は普通のクライム・アクションの印象しか残らなかったな。めちゃくちゃカッコイイいいんだけどね…。
