凄まじいまでの生への執念
家族を護りたいという
情報屋ピートの根源
麻薬組織壊滅にかける執念
FBI捜査官ウィルコックス
潜入捜査現場で部下を殺した犯人を探す執念
NY市警グレンズ
三人の"執念"を見せつけられる
元特殊部隊員のピートの、
情報屋としての最後の任務
自由を手に入れるはずが、
事態は思わぬ展開に。
模範囚で仮釈中の刑務所に戻り、
内部の麻薬組織を探る
どんどん状況が変わって、ついには周りじゅう敵だらけの四面楚歌
頼りのウィルコックスも、
上司から揺さぶりをかけられ…
言葉少なく、
けれど表情、身体が雄弁にそれぞれを物語り
ピートの妻子への想い
傷つき戻った彼を
無言でシャワーに入れて洗う妻の姿
組織と個人の狭間で揺れるウィルコックス
正義を貫くグレンズ
ピートが如何にしてピンチを切り抜けるか、
終始ヒリヒリとした空気を感じながら
救いがない展開が、ラストには…
配役がピタリとハマって、
それだけでも観応えあり。