Shirorin

THE INFORMER/三秒間の死角のShirorinのレビュー・感想・評価

THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)
2.5
チラシで、主役の人ジョエル・キナマンがイケメンだったから観た。映画はつまらなかったけど、主役の人がイケメンだったから、なんとか見れた。


系統的には好きなタイプの映画なんだけど、情報屋って、密告みたいな感じで、バレるんじゃないか、ていうハラハラドキドキ感がスリルあって面白いのに、それがほとんどなかった。

というのも、情報屋として活躍しているとこがそもそもほとんどない。
メインは刑務所からの脱出劇。これも、主役のイケメン、ピートばかりが映し出されるので、FBIが何やってるか分からないと言ってるように、こっちも分からないから、緊張しようがない。


奥さんが1時に出る約束を守らなかったり、喚いたり、旦那の言うことに素直に従わないのがイラッとする。

ロザムンド・パイクもあの眉毛の感じがお高く止まって見えて、上司に切れ、と言われても、取り上げた証拠品のテープを車中で聞いている時も、苦悩する様子があんまり見て取れず、冷たく見えた。


話はありきたりだから、いかに人物や相関関係を丁寧に描いたり、感情移入させるかが大事だと思うのに、全く面白みがなく、こんなんだから、ピートが孤独で可哀想で、彼を見るだけの映画でした。

ラストもきちんと解決せずに終わるので、モヤモヤ。
まさか、続編作る気…?
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