【1960年代の南米での人種差別の解放に向けた第一歩だと願いたい】786
《感想》
ある程度明るく描いているが、根深い人種差別問題。
世の風潮が黒人をメイドで扱い、汚いものとされている中で
世に流されず、今の風潮に疑問を持ち、信念を貫く....
そんな人は必ず一人はいるが、なかなか出来るものではない。
その信念が伝わる素晴らしい映画です。
★子供の時の気持ちを忘れずに!
黒人のメイドさんに色々教訓を教えてもらい、世話をして頂き、楽しい幼少期を過ごさせてもらえたのは、メイドさんのおかげ。
子供の時には感謝の気持ちがあっても
何故か大人になると忘れてしまう...。
世間体が気になってしまう...
仲間外れは嫌だ...
等々で
大人になると冷たくあたってしまう。
自分への教訓でもありますが
子供の時の嬉しさや感謝は忘れずに覚えておきたいものですね。
★きっかけ
今回の映画の出来事で、世の中が直ぐに変わるとは思えませんが、
人種差別解放の一助となれば良いですね。
今回の映画の様な行動があるからこそ、
今の時代がある。未来がある。
そんな人で私はありたい。
★第84回アカデミー賞
助演女優賞
《物語》
1960年代の米ミシシッピを舞台に、白人女性と黒人家政婦たちの友情が旧態依然とした街を変革していく様子を描いたベストセラー小説の映画化。
南部の上流階級に生まれた作家志望のスキーターは、当たり前のように黒人のメイドたちに囲まれて育ったが、大人になり白人社会に置かれたメイドたちの立場に疑問を抱きはじめる。真実を明らかにしようとメイドたちにインタビューを試みるスキーターだったが、誰もが口を閉ざすばかり。そんな中、ひとりのメイドがインタビューに応じたことから、社会全体を巻き込んだ大きな事態へと進展していく。主演はエマ・ストーンとビオラ・デイビス。
監督は「ウィンターズ・ボーン」などにも出演している俳優のテイト・テイラー。第84回アカデミー賞でオクタビア・スペンサーが助演女優賞を受賞した。
出典:映画.com
監督
テイト・テイラー
原作
キャスリン・ストケット
出演
エマ・ストーン(ユージニア・スキーター・フェラン)
ビオラ・デイビス(エイビリーン・クラーク)
オクタビア・スペンサー(ミニー・ジャクソン)
ブライス・ダラス・ハワード(ヒリー・ホルブルック)
ジェシカ・チャステイン(シーリア・フット)
アリソン・ジャネイ(シャーロット・フェラン)
シシー・スペイセク(ミセス・ウォルターズ)
《こんな話》
・人種差別
・メイド
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