てぃけ

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜のてぃけのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あ〜泣いた!TheHelpが出版されるまでの経緯が描かれたお話。主人公は南部のルールがわかる、白人に黙って従うメイドなんだけど、彼女の心の声がナレーションを通じて聞こえてきたのがよかった。そしてその心の声が、最後にはちゃんと声になって聞こえたこと、仲間の話と共に文字になって多くの人に伝わったことが、よく言えないけどなんか感動しちゃった。

何が良かったって、本当にたくさんの思想や意識を持った白人が描かれていたこと。超差別主義者、しきたりに従うしかない人、差別に疑念を持ちながらも言う勇気がない人、何の偏見も差別意識も持たない人、本当いっぱい描かれていた!心のどっかでおかしいって思ってるんだけど、ここまできたら変えられないって白人も黒人も思っちゃってる。でもそこで、ん?なんかちょっとこれ間違ってない?って気付けた彼女が、勇気を持って行動したこと、その勇気に触発されて行動したメイドたちがすばらしい!私も、真実と正義を大切に生きていきたいし、間違ってることには間違ってると言う勇気と、偏見に流されないで物事を見る目を持って生きていきたいと強く思いました。他者との共存には、今書いたようなことが必要だと思いました。他者っていうのは国籍や人種が違う人だけでなく、同じ人もみんな他者ね。

なんかがち感想文になっちゃった(笑)言うのは簡単んだけどね〜
てぃけ

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