このレビューはネタバレを含みます
4.5巻をほぼ丸々アニメ化
とにかくプルシュカが可愛い
導入無しでスッと始まるので久しぶりに見る人は整理してから見るのを勧めます。
作画は劇場版としては普通、戦闘シーンがどれも迫力があってよかった。
今回の宿敵、ボンドルドついて、自分はこのキャラクターは嫌いではないむしろ好きだ。
アビスに潜るにあたって、どの探窟家も何かを犠牲にして潜っている、倫理観を投げ捨てた彼の街への貢献は多大なもので、我が子を放り投げて深淵に沈んでいく親たちに責められる存在ではない。
また、詰められたどの子もボンドルドを愛し呪いを受け入れた、その点が彼の異常さを際立たせ、魅力を感じる。
この作品の魅力は狂気だと思っており、彼はその象徴でもあると思っている。