このレビューはネタバレを含みます
期待していたが…微妙だった。
リメイクではなく1.2の世界の続編、ということなのに、ゴーザとか門の神とか、やってることは同じだし、リメイクなの？続編なの？って感じてノれなかった…。
それだったら、女性版みたいにガッツリリメイクするか、続編として昔のゴーストバスターズのサプライズ出演もありつつ全く新しいことする、とかのほうが見たかった気がする…。
途中でテーマソングが一切流れないっていうのは、昔の大ヒットに頼らなくても面白いもの作れるんだぞ！っていう意気込みが感じられて良かったけど。
主人公が子供で、舞台もド田舎っていうのは新しくて「おっ」って思ったけど、それがゴーストバスターズの良さをかき消してた…。ゴーストバスターズの良さの大きな点はテンポの良さだと思うんだけど、今回だいぶテンポが悪かった。
ゴーストが出るまでが長いし、キャラを深く描きたかったんだろうけどあまり好きにもなれなかった。
今回の主人公達、肝が据わりすぎ。笑
子供が地下洞窟に行って、そこに謎の死体があってもみんな全然怖がらないし、人間味が全然無かった。
主人公、感情が表に出ないタイプ、とか言ってたけどなんでそんな設定にした…？お化けを見たら、ビビって泣き叫ぶキャラがいたほうが面白いと思う。
昔のゴーストバスターズ登場とか、ハロルドさんへの追悼とかはめっちゃ良かったしグッとくるものがあった。
けど、イゴン以外のキャラクター性の変化が納得いかなかった。
ゴーストがいなくなっても、イゴンはずっと研究を続けてたらしい。そう！それがゴーストバスターズ！！なのに…他の3人はイゴンを信じず変人扱い。…なんで？！
「お前ら変人の集まりだ」って大学に追い出されても、誰に馬鹿にされても、超常現象を信じて研究してきたのが彼らでしょ？
僕らが見てきたあの4人ならどんな状況になっても一致団結するはずなのに！！
霊体のイゴンに気付いても、何も言わずに2.3度見るだけの3人は最高にゴーストバスターズでめっちゃ良かった。
