FREDDY

ゴーストバスターズ/アフターライフのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第1作と第2作の監督であるアイヴァン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマンが監督を務めた『ゴーストバスターズ』シリーズの第4作で、89年公開の第2作「ゴーストバスターズ 2」の続編にあたる本作は、家賃の未払いにより大家から立ち退き勧告を突きつけられ、祖父であるイゴン・スペングラー博士から相続したオクラホマ州サマーヴィルの道外れにある荒廃した農場に引っ越し新生活を始めたところ、不可解な怪現象に導かれ自宅の居間に隠されていた、かつてゴーストバスターズのメンバーであった祖父が使用していたゴースト用の捕獲器"ゴーストトラップ"を発見し、30年間にもわたり原因不明の地震が頻発していたサマーヴィルについて調査していたサマースクールの講師で地震学者でもあるゲイリー・グルーバーソンと、クラスメイトのポッドキャストとともにゴーストたちが封印されていた捕獲器を解放してしまったフィービーが、祖父の研究室で見つけたゴーストバスターズの装備を装着し実験を行っていたところ遭遇したゴーストを兄のトレヴァーの協力を得ながら退治した後、トレヴァーが想いを寄せるバイト仲間のラッキーを連れ調査に訪れたシャンドア鉱山で祖父が隠していた"秘密"と対峙したことで、あることをきっかけに警察に押収されていた装備品とキャディラック"ECTO-1"を取り戻し、復活を遂げてしまった破壊の神・ゴーザと地上に解き放たれたゴーストたちの退治すべくゴーストバスターズとして奔走していく様が描かれた作品となっているのだが、率直に言って面白かったですね。やはりシリーズ作品の続編なのである程度の予備知識があってこそより一層楽しめる内容ではあるが、予備知識はなくとも単独作品として気軽に視聴の出来るものとなっていますし、これを機に第1作、第2作と振り返るのも良し。そしてフィービーを演じた天才子役のマッケナ・グレイスの愛らしさや演技力は魅力的で、彼女が歌うエンディング曲『Haunted House』もお気に入りの一曲。ポッドキャストを演じたローガン・キムやトレヴァーを演じたフィン・ウルフハードを印象的でしたし、ビル・マーレイやダン・エイクロイドなど初代ゴーストバスターズの面々が登場した時の高揚感たるや。マシュマロマンもとても可愛くてほっこりとさせられた。観る価値は大いにあるかと。
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