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ゴーストバスターズ/アフターライフのanguishのレビュー・感想・評価

3.9
▲□「ゴーストバスターズ」と言えば年代的に子供時代を通り過ぎた映画。特に見るつもりはなかったが「アントマン」のPaul Ruddがちょっと好きになったり機会があったので。結果から言うと、とても「愛」を感じられる素晴らしい続編だと思う。ラスト辺りは自分でも一体何の涙だってぐらい目頭が熱くなった。

設定は「ご都合主義」のオンパレードで詰め込みすぎである、じゃないと成り立たないのである。失敗したくない思いを犇犇と感じ、最大の敵を相手に戦いを挑んで見ている側が風呂敷畳めるんかいなと違う意味でハラハラしました。興行的、予算の関係で未知数の作品だから理解できるんだけど遊びが欲しかったよね。子供たちが学ぶための導入シナリオと今回のシナリオの二部構成にしたら見る側もすんなりと自然に溶け込めそうだと思う。

続編が出来たなら「ゴーストバスターズ」らしくなるんじゃないかな。ゲイリー・グルーバーソン(ポール・ラッド)が父親かそれに近い存在かと想像していたら全くの「赤の他人(?)」でワロタ、ほとんど「おまけ」扱いだったので次作(続編決定)があるなら是非とも活躍して欲しい。出来れば前情報はない方がしっとり楽しめるかも。

クレジットタイトルはいとおしい日々に感謝を。

20220626-22(159)
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