オリジナルのゴーストバスターズの孫達が主人公という正真正銘の続編&継承的なストーリーなのはもちろんながら、監督はアイヴァン・ライトマンの息子のジェイソン・ライトマンという外側でも継承が行われているというかなり特殊な作品。
幻に終わった3をやるというテーマと継承というテーマがしっかり合わさっていて、ジェイソン・ライトマンにしかできない仕事をやり遂げたなという感じ。
とにかく全編に渡ってオリジナルへの愛が溢れている作品。とはいえ懐古主義的な物はなく、新しいキャラクター達に重点を置いたストーリーテリングになっているのは流石。
そして前半1時間焦らしてからの、ゴースト登場から一気に映画がドライブしていく感じはワクワクさせられました。
中盤から1作目を踏襲していく展開になっていき、「チームで勝つ」というシリーズの良さをキャストの不在があるなか、しっかり物語と絡めて描ききったクライマックスは思わず号泣。
オリジナルゴーストバスターズの登場シーンや掛け合いもとにかく粋。
ポストクレジットシーンも素晴らしかった、、、
一見さんも楽しめる作りにはなっていますが、可能であれば過去作を見てから見ると更に楽しめるかと。