このレビューはネタバレを含みます
こんな良いところで終わるな~ッ早く続きを見せろ~ッの気持ちと後編が始まると共にFree!が終わる……終わるな~ッの気持ちがせめぎあって終わった。
ここに来て20歳過ぎればただの人と凛との対立を持ってきて終わったの原点回帰すぎてアツすぎる。
そして次回予告で宗助、真琴が凜遥に対してお前と出会えて良かったって言ったり、全ての原点の京アニCMの映像が流れたりして本当に終わるんだな……と感慨深くなった。
劇中で随分遠くに来たな、これまで色々あったなみたいな台詞があるけど、それは観ているこちらもそうで、Free!と一緒に歩んできて、その間いろんな事があって長い道のりをここまで一緒に歩んできたなという思いがきた。エモい。
遥の泳ぎへの思いってやっぱりみんなと「同じ場所で」泳ぎたいという気持ちが強く根本にあるんだと思う。
作品全体を通しても、みんなと泳ぎたい、そうでなきゃ意味ないみたいな所はあると思う。
でもそれは同じ場所じゃなくてもいい。
人生を歩んでいくなかで、みんなでずっと一緒に泳いでいたいけどそれは無理で指導者だったり、大学のチームだったり、ケガでリハビリ中だったりもする。
そういうリアリティー溢れる選択肢の中で、互いにそれぞれ場所は違ったとしても泳ぎ続けていればみんなで泳いでいる事になる、みんなとの泳ぎの絆は切れないのだと思う。
でも、そう思うには一人で戦う覚悟も決めなければいけない。
だから、凛と郁也も時間をかけて判断したのだと思う。
遥はまた進路の時真琴とぶつかった時の壁と同じ壁にぶつかったんだと思う。
それでも私は遥には全てを捨てて一人で戦う覚悟を決めた先にもみんなと一緒に泳ぐという事があればいいなと夢見てる。
感情がデカすぎて整理がつかずに長くなってしまった。夏也に弄ばれたい。