Masa

ふたりの女のMasaのレビュー・感想・評価

ふたりの女(1960年製作の映画)
3.8
2人が酷い目に遭ってからの方が映画としては面白いんだから困っちゃう
前半が結構たるい
しかし監督渾身の「自転車泥棒」や「ウンベルトD」の今見ても全く衰えない痛みに比べると信じられないくらいありきたりな感じはある
けどネオレアリズモという映画になんでスターではなく素人が好んで使われたかもわかった
ソフィアローレンは今作でアカデミー賞を取ったみたいだし演技もとても良かったけどやっぱり綺麗すぎる
色気も凄いし明らかに他の演者と比べてオーラが凄い
ベルモンドはすごい自然で良かったけど
時代的にもネオレアリズモは既に終わりかけていたし監督としても限界を感じたから作風が次から変化していく気がする
あとここで終わるんかいとも思いましたが後半一気に目が離せなくなるのは流石です
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