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レオンのcorouigleのレビュー・感想・評価

レオン(1994年製作の映画)
4.1
おそらく、
リュック・ベッソン作品では1番有名なのではないでしょうか。

このレオン、か
グランブルー、かと思います。

通ってた高校の
駅前近くにあった今はなきP-MIND。
旧作100円。
大変お世話になりました。

勉強の傍ら、
映画にはまり始めたのは、
このP-MIND時代が原点と思います。

良心的な価格で、
よくCDとかも借りてました。
文化の入り口でしたね。

周りにも流行に感化された
友人達が数人いて、恵まれた時代でした。
その中でもこのレオンは、
皆に知られた存在でした。

ジャンレノの存在感。
ナタリーポートマンの可愛さ。
儚さ。

そこに何か、まだ
異性にモテなかった(?)
我々男子高校生たちの憧れの原点があったように思います。

仲間内でも、誰かに
彼女が出来たりすると、
純粋にいいな、などと
思う自分もいて

特に高校では好きな子も
これといって出来なかったくせに
(強がり笑)
全く誰とも何もなかったわけでもないけど、
まぁある意味次の受験のステップに
移りやすい期間とも言えました。

逆に、
部活をやり続け
恋人と良い関係を築き
勉強でも好成績

なんていう器用な宇宙人がいたら、
す、すげーな、とは
思ったのでしょう。

私の周りには
知る限りでは、そこまで無双な方は
いませんでした。

だから、
逆に、1年でやめた高校部活や
3年間、ほぼ何もなかった
プチ片思い止まり高校生時代を、

受験集中と映画情熱へのスタート期間、
に変えた、とも言えます

私は身長、外見、内面とも
進化の途上にあり
(高校入学時155→卒業時174㌢)
声変わりも遅く、
そのうち恋のパートナーでも
出来るといいな、くらいの
のほほんとした気持ちで

ジャンレノとか
観てました笑

その頃はまだ悪役には1㍉も
引かれてませんでしたが、
何故か悪、にハマりまくりの
本作のぶっ飛び野郎

ゲーリーオールドマンの
キレキレは来たなぁ

あれははまりました

レオンは何度か観たような気もしますが、あのナタリーポートマンの
キュートで純粋で
差し迫った迫力の演技(没入)は
観るものを引き込むし

ジャンレノの渋すぎる渋さとともに
紛れもない名作だと今も思います。

~1997年、鑑賞147本中
4位
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