お伝

日本の夜 女・女・女物語のお伝のレビュー・感想・評価

日本の夜 女・女・女物語(1963年製作の映画)
3.0
輝男的なエログロ作品かと思ってたら全然違った。女の生態を陳列したドキュメンタリー、、、と言うか演出ありの記録映画と言う感じ。戦後に女性がどんどんたくましくなっていく様子を描いたんだと思うが。
ストリッパーや娼婦やシャブ中など、扱っている内容はディープなのに陽気!のほほんとしている!裏からのアプローチではなく表からのアプローチだからこうなるんだろうな。なんなら少し上からなのが少し腹立つ。裏社会や人間の業に対して距離を置いていて愛が無い。
終始おちゃらけた寒い冗談ばっかり言ってるオジサマのナレーションが、その空気を作っている。完全に職場で嫌われるタイプの。
記録として価値はあると思うので加点して3.0です。
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