シネフィル母ちゃん

マン&ベイビーのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

マン&ベイビー(2017年製作の映画)
1.8
嫁に逃げられた父親のワンオペ育児をコミカルに描いた作品。
赤ちゃんの世話で自由も無く、大慌てで辛い日々。
男ならではの壁もあり。
本当に大変そうで、「ちょっと私、スクリーンに入って手伝ってくるわ!」っていう感情に駆られた。

ただ、流石のフィンランド。
育休1年間がアッサリ取れちゃう。
上司も同僚達も嫌な顔をせずに、むしろ拍手で見送るという懐の大きさ。
育休をアッサリ取れるのはもちろん、他にも児童福祉の人たちは家にチェックしに来るし、会社も行政もしっかりしてて、さすが福祉国家で育児介護がしやすい国だなぁと羨ましくなった!
日本では考えられない。
日本も少子化どうこう言うんだったら、育児支援を早く手厚くしてほしい。

お隣のファミリーも良い人たちで、主人公の育児に協力的。
もし私に子供が出来たら是非あのファミリーの隣に住みたい。

主婦たちの会話の中に
ライアン・ゴズリング
コリン・ファース
が出てきたのも映画好きとしては嬉しい。
「コリン・ファースはおじさんだけどヤレる」
ってセリフがあったのが笑えた。
ただ、コリン・ファースはおじさんではありません😡😡!!笑




ここからネタバレ
ここからネタバレ
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主人公が嘘をつく→ヒロインがそれを信じる→嘘がバレる→ヒロインとの中が険悪になる
っていう流れのお話は、色々な映画でたくさん見すぎてお腹いっぱいなので、今作品でもそのやり取りが出てきてゲンナリしてしまった。
途中までは良かったんだけど、この展開になってからは没個性になり、ありきたりなお話へ。
なのでこの点数。
嘘ついてしまったせいで~っていう王道の流れが本当にもう見飽きてるからこの作品ではその展開を入れないで欲しかった。
むしろ、入れない方がめちゃめちゃ楽しめたのにな。

p.s
妊娠中の妻にエプロンのプレゼントなんてしたらいけません😡😡