面白かったです。
原作は司馬遼太郎。未読です。
最近の映画は80-100分が平均だと思いますが、148分と攻めてますね。
けれどあれだけの内容を詰め込むなら納得で、構成も大変だっただろうなぁと伺える。鑑賞中も飽きない。さすがだった。
大河でも描かれてるし、何回でもリメイクされるであろう作品。
日本の歴史であり、これからも語り継がれる人物。
茨垣ね、不良なわけですね。
血の気が荒い若者。
剣術に全精力を注いで強くなった。
剣術も権威も大切な人も手に入れる。
わかるんです。
わかるんですけど、けどけどけど、生きることを選ぶ道は、やっぱりないのかな。
私は女性だからかもしれないけど、カッコいいし、憧れるし、近くに居たら献身的に支えるし、つべこべ言わない。とめない。生き様に惚れますよ。けど、他にあってもよかったんじゃないかなって。
逆に言うと、それだけで生きれる、ということですよね。人間。曲げたくないものだけで。
来年もまた新作が公開されるんですね。
観に行かなきゃね。