男たちの面構え
精悍な土方歳三(岡田准一)
豪快な近藤勇(鈴木亮平)
繊細な沖田総司(山田涼介) 3人完璧なハマり役
芹沢鴨(伊藤英明)のインテリ外道ぶりの新境地
美しい京の景観、闇夜の襲撃
刃の激突から散る火花、血飛沫、肉を断つ音
四季の彩りと奥ゆかしい心配り
人の世の無残と美しさ
回想で語られる時代の激動
多摩の百姓から新選組の志士となる
時代は流れ、和式から洋式に装いを変える
ええじゃないか
剣の戦いも銃の殺し合いに装いを変える
どうじゃろうか
不浄を他者に押し付ける不浄は今も同じか
ー しれば迷い しなければ迷わぬ恋の道 ー
[士道]を信じ、[志]に生きた
ささやかに[詩人]でもあった土方歳三
思い人の描いた[死の荒野]で共鳴する魂
土方歳三という人が
時代の潮流に翻弄されたのか
波を乗り切ったのか
ただ流されたのかは、分からない
確かだと思うのは、時代に[燃えた]こと
評価は[志士]にちなんで
