このレビューはネタバレを含みます
主人公の究極オナニー映画
何も決められない、何も決めないことが最良の選択だと思っている。だけども、本当はどこかでそれが周りの人間を傷つけていることもわかっている。
自分からいかなくても人が寄ってきてしまうイージーな人生を歩んできた彼だからこそ、何があってもまず自分を顧みようとしない、自分中心被害者ヅラのとんでもないやつです。
最後の最後に、やっと自分で決めたことに対して、満悦感で大層清々しい顔をしているが、もう取り返しのつかない所まで来ていることには気づいていない馬鹿なやつでもある。
どぶネズミは本当は誰だったのか。
夢を見ているのはどっちだったのか。
一線を超えた”であろう”シーンの描き方が凄く凄く良かった、、、!そこだけ2回観るくらい良かった。注目です。