なんとなくずっと観たくてようやく俳優陣を知ることなく観た作品。昨日ちょうど「チワワちゃん」を鑑賞したのだが急に成田凌とチワワちゃん出てきて驚いた。
ここまで濃厚なBL作品を観たのは初めてだったのだけれど、こんなにも鬱くしいものなのかと心揺さぶられた。
LGBTQを絡めた作品のように思えることもあったが、LGBTQという概念ではなく、「好きな人が好き」「心底惚れる」とはこういうことか、となんだか腑に落ちた。
今ヶ瀬の表情一つ一つが印象的で、全てのシーンが脳裏にこびりついている。
ワインのシーン、最後のシーン、涙を堪えるシーン。
映画をみた後、こうして考え込む時、考え込まされたとき、ワタシはいつも「いい映画だったな」と思う。
好きでした。