このレビューはネタバレを含みます
それまでの大伴は誰に対しても同じ態度だったように思う。傷つけないようにそれなりにうまくやってきて、だらだら関係も持ってしまう。
だけど今ヶ瀬と再会して求められるようになっていつしか自分も求めるようになって、それでも誰かを傷つける選択はできなくて。
中盤すごく苦しかった
大伴の中でもう分かっているのにそれを一歩踏み出すことができずに結局みんなを傷つけてしまう。
ようやく意思を固めたときにはもうその手からは離れてしまって待つことしかできない。
切なすぎた、
原作はまた違ったラストらしいので読んでみたくなった。