うわ、と声が出てしまうシーンがたくさん。
ゲイカップルに対する抵抗のうわ、ではなくて、
悪気なく言ってはならない一言口をつくひといるよね、とか、健気だからって報われるとは限らないよね、とか胸がぎゅってなるときに声が漏れてしまった。
あと、個人的に最近悪気なくアウティングをするひとに出会ったばかりで、この映画がより難しさを教えてくれたかも。
ゲイの恋、というよりそもそも普通の恋愛模様だと思ってみるべき映画です。共感が詰まってる。
くずでもセンスがなくても、元恋人を示唆する言葉を何気なく言っちゃっても、
優柔不断でも、女の子ならみんな食べちゃっても、好きなときって好きだよね。
そういう人に限って社会人としてはきちんと成立しているし、人たらしだから世渡りが上手だし
ああずるいな、ヤな奴だな、って思いつつ全力で恋すること誰でも一度は経験しているんじゃないかなあ。
妥協というか諦めを含んだ全力の恋をしっかり突き付けてきます。
あと吉田志織さん演じるたまきちゃん。
最高。良い子だけど、心を奪うほど惚れさせるって難しい。
よく気が回り、感情豊かで、まっすぐだからいろんなことに気づく。
そして可愛いのにすごく身近な印象を受けた。
リアルにいそうな分、友達の恋愛みているようで切なかったです。
‐‐‐煮込みハンバーグ‐‐‐
和風ハンバーグでもなく、コトコト煮物でもなく。
片方ではなくミックスさせた理由は、今ヶ瀬くんとたまきちゃん両方のまっすぐさと不器用さを兼ね備えた人間になりたいと思ったから。
ソースはケチャップ、ウスターソース、牛乳、はちみつ。
きのこをたくさん入れて煮込みました。バターいっぱい入れてもおいしいのでおすすめです。
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