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フォードvsフェラーリのPのネタバレレビュー・内容・結末

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ル・マンが舞台ではあるが、実質は、有能な中間管理職とはみ出しものが組織と戦う熱いサラリーマン映画だった。ケンが副社長の命令なんかブッ飛ばしてブッチギリで優勝してスカッとした大円団!と思ったのに…そこから、フラストレーションの溜まるモヤっとした終幕を迎えるとは…!でもだからこそ余韻の残る映画だった。
そしてこの物語は史実に基づいてるのね。ケンはルール上優勝できなかったけど、殿堂入りという形でル・マンの歴史に名前を遺したみたいなので、そこは救われた思いがした。
マット・デイモンがフォード社長を車でぶん回した挙げ句、次のレースでうちのドライバーが優勝しなかったら…って啖呵切るシーンが最高にカッコよかった。こういう管理職になりたい。。
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