春21号

フォードvsフェラーリの春21号のレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
3.0
自分にははまらなかったです。はい

かなり期待値を上げて観にいきました。
別にレース映画が好きというわけでもないのですが予告編からみなぎるパワーというか圧というかとにかくやられてしまいこれは観にいかなければ!と思いテンション爆上げで観に行ったのですが…
これは自分が悪いのですが出てく単語が知らないものばかりでついていけなかっです。
車に全く興味がないものでフォードとフェラーリは知ってたのですがそれ以外ものが完全に初見で見ずらかったです。
それに対して親切に説明してくれるという事もないので展開が進むたびに一歩出遅れてしまいそれがノイズになってしまいました。
特にレースはルマン以外のレースの位置付けが全くわからなかったのでそれに優勝したところで何が凄いのかボンヤリとしていました。

とにかくプロフェッショナルの世界をぼんやりとした説明のみでドンドン進んで行くので全く入り込めなかった。
そして何より今やっていることが成し遂げようとすることがどう凄いのかもボンヤリとしていて完璧にノイズでした!

主人公も最初っからレーサーでなんだったらその妻も息子もレース大好きで詳しくてって言うレースレースレース!の全く好きのない世界がずっと続くので自分は完全にお手上げでした。
主人公が世間で更にレース界でどういう位置付けの人物でマット・デイモンとどういう間柄なのかそして何故そんなに信頼されているのかこの辺の説明も一切なくなんだか上巻を飛ばして中巻から始められた感じで感情移入しにくかったです。

ジェームズマンゴールドの前作ローガンでもいきなり老いたローガンが登場し報われない自己犠牲によって他者を救い最後は….という今回と全く同じ描き方をしていますがローガンはそもそもX-MENシリーズがあったからこそ成立したのであって今回のように一作でいきなりそれをされても混乱してしまいます。というか個人的には致命的だと言ってもいいと思います。

期待値が大きすぎたのかもしれません
レースシーンは迫力はあったと思います。
春21号

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