あーな

フォードvsフェラーリのあーなのレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
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ぜーーーーーーーーたくすぎる映画。
IMAXレーザーで観たのは大正解だった。爆音に包まれて、終盤のル・マンのレースは、会場にいる観客として、テレビで見守る家族として、レースの行方を見守るスタッフとして、車を操るドライバーとして、ありとあらゆる視点で楽しめる濃厚で忘れがたい映画体験だった。

もっとフェラーリとの企業政治劇が繰り広げられるのかと思いきや、どちらかといえば熱々友情劇、もしくはMADな人生を歩み続ける男の映画、といった感じ。ケンは認めてくれる家族も友人にも恵まれていたけど、他人から見ると走ることを止められないある種の業を背負ったような人生で、忘れがたい人。

副社長マジでしゃばんな( ;`Д´)

助手席に乗って、泣きながら父にこの景色を見せたかったって思いを吐露するフォード2世おじちゃまかわいかったな。

サイドミラーから最後に見る景色、誰もいない、ケンと「彼女」とふたりだけの恍惚な時間、素晴らしかった。
あーな

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