大量生産の大衆車を象徴するフォードが、ル・マン24時間耐久レースで優勝した実話をもとに作られた映画。当時のコースを実際に完全再現、CGではなく本物の車を用意して撮影された本作。とにかく作り手側の熱量が凄まじいです。
果たしてこの構図はフォードvsフェラーリなのか？という疑問もありましたが笑 どちらかというと資本主義的な価値観vs職人達のプライドの闘いだった気もします。ある種の普遍的なテーマなのかな。日本でいう下町ロケット的な感じでしょうか。
昨年の「ボヘミアン・ラプソディ」「イエスタディ」の時もそうでしたが、もし私自身が世代どんぴしゃだったら、もっともっと興奮冷めやらぬ状態だったのかなーと考えてしまいますね。乗り切れなかったわけではないのですが、ちょっと悔しいです。
